僕らは上しか見てない
皆様、初めまして。
大町町の地域おこし協力隊 橋本優です。
なんで大町の協力隊が有田のリノベを手伝ってるのかは、こちらをチェック!
というわけで、色々連携したほうが楽しい方向に進むと思って、中山陶和堂リノベーションを一緒にやらせてもらっています。
僕は8月から参加スタートして、壁づくり、畳剥がし、片づけなどなど一緒に作業しています。
が、最近、僕らは壁にぶち当たっています。
・・・
正確には天井(問題)にぶち当たっています。
たしか、2週間前にこの場所に来た時も ならからきたアイツと一緒に天井にベニヤを貼りました。
(そのときの様子 ↓ )
しかし、今日現場に行くと、またしてもむき出しの天井がお出迎え。
またお前か。
どうやら、色々な方法でトライアンドエラーしているらしい。
全ては、より良い場所を作るためですよ。最高じゃないですか。
そんな想いで、朝から再び天井と向き合いました。
一心不乱にくぎを打ち続け、ようやくベニヤ板一枚貼り終わったところで、僕たちは気づきました。
貼る場所を間違えた。
またやり直し。さっきまで一生懸命打ち付けていた釘を抜かなければいけない悲しみ、そして絶望。
(板を剥がすこと自体は結構楽しかった。)
僕らは少し肩を落とし、気持ちを切り替える為に昼食休憩をとりました。
そして帰ってくると、またコイツが僕らを待っていました。
2週間前から何も変わらない状態の天井は、難攻不落の城の如く僕らを見下ろしています。
それでも僕らは上を見るしかない。
ただ、ひたすらに上を見るしかないのだ。
不思議なもので、ずっと上を見ながら作業していると気分も上向きになって楽しくなってきました。
慣れもあり、少し上手くなったような気がして楽しい。
こうして、自分の成長を感じつつ、ここをより良い場所にするため、上を向いて作業を続けました。
そして、3時すぎ、僕らは新たな仲間と合流すべく、作業をストップ。
仲間がいっきに増えました。
ここからは佐賀大学 大学院の皆様も一緒に作業です。
壁に漆喰の下地となるシーラーを塗ることに。
人がたくさんいるということはすごいことでした。
早い。
なおかつ、楽しい。
本当にびっくりするくらい早く終わりました。
作業後は、家主の中山さんと佐々木さんから、このPJの経緯やこの場所やエリアの展望などの話を聞きました。
お話の後は・・
急きょ、蚤の市をやっちゃいました。
焼き物屋さんならでは。
帰りの電車の中で今日のことを振り返っていたら、なんか胸が熱くなりました。
でも、上しか見てないので、涙はこぼれませんでした。
次回、11月3日の天井&壁塗りパーティーでお会いしましょう~!